ピーナッツは太る?
突然ですが、わたしは柿の種が大好きです。お酒は一切飲まないので、無糖の炭酸水やお茶といただいています。
最近、柿の種のおせんべいとピーナツの割合が、7:3になり、いままでピーナツが多いと思っていたので、嬉しいリニューアルです。
ただ、ピーナツはカロリーが高いように思えて、食べながら少し、罪悪感がありました。
実際はどうなのでしょうか?
1 ピーナッツの栄養とは
ピーナッツを食べると太ると思っておられる方は多いのですが、実際には食物繊維が満腹感をもたらすことに加え、お通じがよくなるため、太ることはありません。
ピーナッツを食べる人は、タンパク質、食物繊維、ビタミンA、ビタミンE、カルシウム、マグネシウム、亜鉛などの摂取量が、ピーナッツを食べていない人よりも多かったという結果が出たのです。
2 ピーナッツを食べる人はBMIが低い?
以前にもお話しましたが、 BMIは、体重÷(身長×身長)で計算します。
体重はキロのままで計算しますが、身長はセンチメートルではなくメートルに置き換えます。
体重が60キロ、身長が165センチなら1.65メートルとなるので、BMIは22.04というわけです。
ピーナッツとナッツを食べる頻度が高い人ほどBMIは低く、この結果から、ピーナッツを習慣的に食べる人は痩せていることがわかってきました。
意外な結果ですよね?
これで柿の種のピーナッツも、罪悪感を感じないで食べれるようになりそうです。
3 ピーナッツの食物繊維
ピーナッツは食物繊維を豊富に含みます。
食物繊維は低カロリーで、噛んで飲み込むのに時間がかかる上、消化されにくく、体内で水分を吸収して膨らみます。
そのため満腹感が得やすいので、ダイエットに適しています。水溶性と不溶性の2種類があって、どちらもバランスよく摂るべきです。
水溶性食物繊維は、体内で溶けるとゲル状になります。血中コレステロール値を下げたり、糖の吸収を抑えて食後血糖値の急上昇を防いだり、善玉菌のエサとなって腸内環境を整える、といった効果があります。果物、海藻、きのこ、イモ類などに含まれています。
不溶性食物繊維は水分を吸い、繊維質を保ったまま排出されます。したがって腸の動きを刺激し、便のかさを増し、排便を促します。大腸がんの予防にも効果があります。玄米や雑穀などの穀物、コンニャク、豆類などに含まれます。
ピーナッツは豆ですから、食物繊維は不溶性です。腹持ちがいいので、間食を防ぐ効果もあります。